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主にこんな場所で石ころを拾っています
| コメント私は群馬県民なので、日本三大河川の一つ『利根川』で拾っています。利根川は坂東太郎の異名を持ち、日本三大暴れ川の一つにも数えられています。『利根』の語源についてはアイヌ語の(tanne)"長い"という意味を起源とみる説が有力とされているようです。首都圏の水がめとして、日本を支える重要な一級河川です。この辺りは寄州、河原も多く、石ころ拾い放題なのです。まさに石ころ拾いのメッカ。石ころ天国。周りには浅間山、妙義山、赤城山、榛名山、草津白根山、子持山、武尊山など多くの火山に囲まれており、豊富な種類の石を見つける事が出来ます。我が故郷にありがとう…。



| コメント上の寄州の写真のように長い長い年月をかけて上流から転がり続け、小さくなって丸くなった、角のとれた丸みのあるカワイイ石ころが!宝の山!石ころ拾い放題です。この中からお気に入りの石ころを拾うのもかなり集中力を必要とします。石の上を歩くのもバランス感覚が必要で良い運動にもなります。ついでに流木や面白い漂流物も拾ってしまいます。石ころ拾いに欠かせない3種の神器として、【 1・丈夫な袋(小さい石ころでも数が多くなると結構重たい)】【 2・動きやすい靴(やはりクロックス辺りがオススメ。そのまま川にも入れる)】【 3・デジカメ(その場で色々撮影できる/Maniackers Designはデジタル一眼レフCanon EOS 20Dで撮影しています)】。余裕があれば私も愛読している『河原の石ころ図鑑』『海辺の石ころ図鑑』などの石ころ本を持っていくとその場で色々調べる事が出来て楽しいかもしれません。暑い夏場は虫除けスプレー、帽子なんかも欲しい所です。あとは一緒に拾う仲間がいるとより楽しいでしょう…。拾った石ころは洗って保存しましょう。洗うと驚きの変化を遂げたりします。



| コメント中央の建物が群馬県庁です。川のせせらぎ、鳥のさえずりなどを聴きながら拾います。ランチを食べながら、BBQをしながらの石拾いも最高!もちろんゴミは持ち帰ろう。雨の日は危険なので近寄らないように。急に水かさが増えます。気をつけましょう。暴れ川のおかげで石がこんなに丸くなるのです。また、高崎市・和田橋の下の寄州も良く拾いに行きます。



| コメントこちらが高崎市・和田橋の下の寄州です。上のグリーンドーム前橋付近から数キロ下流に位置しています。宝の山!!釣り人もたくさんいます。近くには高崎市のシンボル的存在の『高野山真言宗・高崎白衣大観音 慈眼院』の白衣大観音像がそびえ立っています。高さ41.8m、重さ5985トンのコンクリート造り、胎内は9階あり、各階あわせて20体の仏像が安置されています。



| コメント川のほとりの砂地にはこのように小さい軽石が集中している場合が多く、チマチマ探すのが楽しいです。小さい軽石に混じって小さくてカワイイ小石ころも探せます。かなり宇宙です。



| コメント左上の写真は石の表面に土がうっすらコーティングされ、その後、乾燥によってひび割れし、このような表面になっている事もあって見ていて飽きません。右上の写真は河原の中州で発見したアリジゴクの巣。他にもいくつもありました。アリジゴクとはウスバカゲロウの幼虫です。利根川の真ん中にこんな場所にもいるんですね!アリジゴクにも興味が沸いている今日この頃。左下は鳥の足跡。他にもネコの足跡も良く見かけます。右下は落ち葉が繊維だけになって石に張り付いてしまっています。良い感じの表情です。



| コメントこのようにたくさんの石ころを使用してレイアウトしてみるのも楽しい。



| コメントこんなのとか…。



| コメント石ころと同時に流木も集めています。石ころとはまた違った楽しさがあります。石ころ以上に色んなカタチがあります。皮が剥がれ、白くなり、角のとれた美しい曲線の流木にもグッと来るモノがあります…。アルファベットA〜Z、数字0〜9に似た流木や石ころを探してタイポグラフィー作品を作ろうと収集中。



| コメントそもそも何で『石ころ』を拾うようになったのかというと、子供の頃から利根川で石切リをして遊んでいたり、遠い旅先で『おみやげに石を拾ってくる…』という事をやっていたり、縄文土器、弥生土器を拾い集めたり、お友達の石ころコレクションを見たり、漂流物展なる展覧会のチラシを見たりする中で、デザインの視点で本格的に『石ころ』を拾って集めたら面白いに違いない…と思い立ち(笑)日々デザインの仕事をしていく中で資料にも生り得るし、利根川も近い!という事で『石ころ』を拾い始め、このWEBサイトを立ち上げました。『石ころ』に限らず普段は気にもしていないモノ、無価値だったモノに価値を見いだしていく行為の面白さ。単なる『石ころ』をいかに見立てるか。イマジネーション!



| コメントという事で主に中学生の頃に拾いまくっていた縄文土器、弥生土器のカケラです。20年以上大切に保存していました…。まだまだたくさんあります。やっと日の目を迎える事ができました(笑)沼田市立薄根中学校のマラソンコース付近でよく拾いました。今は整地されてしまい、もう見つけることは出来ません…。約3000年以上前に作られたモノがこのように発見され、実際に手に取ることができるこの感動…。(TEXT : MASAYUKI SATO



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主にこんな場所で石ころを拾っています
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